英語でも日本語でも、何かのことばの意味を調べたいとします。あなたは何を使いますか。
　これまでなら受験勉強用の「単語帳」、それともスマホの「無料アプリ辞書」でしょうか。でも、大学に入った今、さらに卒業後の学びを考えると、きちんとした辞書（できれば電子辞書）を入手することを強くお勧めします。たとえば『広辞苑』『リーダーズ英和辞典』など、長年にわたって出版されてきた辞書は、ことばの専門家である辞書編纂者が一語一語用例を集め、意味の説明を工夫し、何人ものプロによる検討の結果作り出されてきたものです。つまり、それだけ内容に信頼がおけます。
　また、辞書を使うと、一つの語の意味を見つける以上の勉強が、読むだけで自然にできてしまいます。たとえば『ウィズダム英和辞典』のような英語学習のための辞書では、日本語話者である私たちがひっかかりやすいところを丁寧に説明してくれていたり、複数の意味のちがいを一見してさっと分かりやすくまとめてくれていたりします。ちょっとした「なるほど！」の積み重ねが、知らず知らずのうちに大きなちがいを生むのです。 何よりも、日本語であれ英語であれ、「どういう意味なんだろう」「何となくわかっているけど...」と思った瞬間にさっと調べる習慣をつけることが、大学生活だけでなく一生にわたってあなたの力となります。そのためには、気軽に持ち歩きができることも大切です。
　電子辞書は、出版社が作成してきたいわゆる「紙の辞書」を数多く集めたものです。定評のある英和・和英・国語・漢字・古語・英英の各辞書に加えて百科事典までがそれぞれ複数入っており、同じ単語について簡単な操作で比べることができます。とくに英語を専門とする人・英語圏留学を考えている人には「英語教科モデル」の電子辞書をお勧め します。
　実際に電子辞書を使ってもらった学生さんたちからは、「音声を聞けるため単語の発音を覚えやすかった」「情報が正確なうえに整理されている」「単語を組み合わせた例文が直ぐに見つけられる」「例文が多く詳しい辞書と、単語の意味やアクセント、発音などが見やすい辞書の２つがあったので、自分の目的に合わせて使えるのがいい」「英和だけ でなく和英もあるのが便利」「電池なので充電がいらない」「軽くて持ち運びしやすい」「スマホだと意識が散ってしまうが電子辞書だと学習に集中できる」などの声が聞かれました。
　辞書は簡単に古くなるものではなく、長年にわたって使えます。考え抜かれた専門家の説明を、いつでもどこでも使えるあなたのリソースとして手元に置き、自信をもって使える ことばを増やしていってください。

滋賀県立大学　全学共通教育推進機構　坂本 輝世

安心の4年保証

最長4年間の在学保障を標準添付。修理も生協特別価格で対応します。
例：液晶割れ一般修理価格11,550円⇒生協価格5,500円

【理系強化モデル専用コンテンツ】

理化学英和辞典、自然科学系英和大辞典 増補改訂新版、自然科学系和英大辞典 増補改訂版（第5版）、岩波 理化学辞典 第5版

【英語強化モデル専用コンテンツ】

オックスフォード新英英辞典 改訂2版、新英和大辞典 第六版、オックスフォード例文辞典、ロングマン現代英英辞典 6訂版、オックスフォード類語辞典（第2版）、オックスフォード連語辞典、オックスフォード英英活用辞典、オックスフォードイディオム辞典、オックスフォード句動詞辞典、新和英大辞典 第五版