食へのとりくみ 2004年6月更新
生産者訪問|お米の安居農産|かくみや醤油

精査者訪問2003年7月かくみや醤油・安居農産

おいしいお米作り農家の安居農産
食堂のライス(きぬひかり)として好評の安居農産さんをたずねて
 安居農産さんには02年4月から食堂にお米を提供して頂いています。安居さんは20年間会社に勤めたあと、以前からやりたかった米作りを始められました。そのため失敗しても一番よい方法をというチャレンジ精神をもって米作りに取り組んでおられます。新しく農業を始めるにあたっては勉強することも多く大変でしたが、好きではじめた仕事なので楽しんでやっているとのことでした。

以下は安居さんに伺ったお話です。





野菜も作っておられます。朝食堂ホールでの安居さんのお話の時にプチトマトのプレゼントがありました。
安心、安全へのこだわり
新開町は砂の多い土地なので、土作りのため田んぼ10aに対して大中から買っている発酵牛糞を1tすきこんでいる。秋から冬の仕事の少ないときにこの作業を行い、この作業により田植えのときの肥料である元肥えを3〜4割減らすことができた。

無農薬栽培のむずかしさ
また減農薬にも積極的に取り組んでいる。経費削減に加え、散布者本人や消費者の健康のため、また環境にとってもよい。
無農薬は、現実的には無理で、一体が取組まないと、無農薬の田圃だけ虫に全滅させられる。 合鴨農家は、除草、糞肥料など、合理的。しかし、いたちきつねなど外敵も多い。

品質の劣化
品質は、昼夜の寒暖差が激しいほど良質なものが育ちやすいところとされるが、ここ数年の温暖化の影響が出てきて、九州など南が強く、北のほうの質に影響を与えている。

苗へのこだわり
普通の農家は一反当たり20〜25箱の苗を18cm間隔で植えているが、安居さんのところでは一反当たり15箱で苗の間隔は25cmである。こうするとしっかりと太陽の光を当てることができるので、1本1本が太くたくさん穂をつけることができ、結果的に収量は変わらない。経済的でもあり、質もよいものができる。

直播き
今年初めての試みとして、直播きでの米作りに取り組んだ。苗ではなく種もみを3月中に乾田にまくので、田植えの時期とずらせるというメリットのためだったが、直播きでは代掻きの必要がないので環境にとってもよい。このように毎年工夫や改良を重ねながら米作りをしている。
また後継者問題についても、その新しい視点で学生と農家の間に入るなどといったさまざまな提案をしていきたいとのことだった。



2003年7月12日訪問

生産者訪問|お米の安居農産|かくみや醤油

食へのとりくみこれまでのニュース一覧